やたらとカタカナ語、ビジネス用語を使う人の心理

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ビジネス用語や専門用語を多様する人

アジェンダ、コンプライアンス、ライフハック…

このようなカタカナ語を多用する人は、自分を知的に見せたいという心理を抱えています。これは自分に自信がないというコンプレックスの裏返しです。

一般の人からすると、外来語や専門用語をやたら使われると何がなんだか訳がわかりません。まともなコミュニケーションとは言えませんよね。それでもなお使うということはそれなりに理由があるのです。

このようなカタカナ語を連発する人たちにはどんな特徴があるのでしょうか?

カタカナ語を連発をしてしまう理由

カタカナ語を連発する人たちの狙いは、自分の実力以上に能力があると見せつけること。相手になめられないように、対等に話をするために虚勢を張っているのです。

彼らはテレビやインターネット、本などから得た知識を取ってつけたように話の中に盛り込んで使いますが、その道の専門家からすれば本当にわかっているかどうかは一目瞭然です。

しかし、本人にとっては覚えたてのことですから今までよりも自分が賢くなった気でいます。歴然とした差があることになかなか気づきません。

人は、自分で正確に意味がわかっていないことは妙に輝いて見えるもの。新しく覚えたカタカナ語には特別な意味が込められていると感じています。

これは、子どもが大人の言葉を真似して使うのと同じようなものです。

だから、話の中身は薄っぺらくなりますし、本質をついた議論なんてできません。ちょっと突っ込んだ質問をすれば、言葉に詰まってしまうでしょう。

相手に合わせられない。周りが見えていない

本当に実力のある人は、誰にでもわかる言葉で表現したり、説明をすることができます。そして、相手に合わせて言葉のレベルを変えて、理解しやすいように工夫することができます。

本来、言葉というのは相互が理解できて初めて意味を成すものです。日本語が全くわからないアメリカ人に対して、万葉集を読みきかせてもチンプンカンプンなことは想像に難くありません。

カタカナ語も、相手によっては同じことなのに、それに気がつけない。

うざいカタカナ語ばかり話していると思われてしまう人は、その人自身のレベルが低いので、相手に合わせて適切な言葉を選べていないということなのです。つまり周りが見えていないのです。

不安・焦り・空回り

自分を実際以上に賢く見せたくて取る行動を知性化といいますが、これは自分の実力に自信がないコンプレックスの裏返しです。

カタカナ語のような新しい言葉に過剰に反応する人は、時代に取り残されたくないという心理があり、「勝ち組」「負け組」といった人を分け隔てるような言葉にも拘ることが多いです。

自分は、カタカナ語を使っているから時代についていっているよね?大丈夫だよね?と自分に言い聞かせています。

そして、常に新しいモノを追い求める傾向があり、最新のトレンドに敏感で、スマートフォンやパソコンなども、新しいものが発売されるとすぐ購入して自慢したがるのですが、実際には全然使いこなせていなかったりします。

明日から使えるカタカナ語・ビジネス用語

「デキる人」に見られたい人がやたらと使いたがるカタカナ語ですが、にわか達が本来の意味とは違った意味で使っていることも多いので注意が必要です。

このような言葉は、なんでもかんでも日本語に訳すればいいということでもありません。英語圏で生まれたからこそ英語で表現されているのです。逆パターンとしては「kawaii(かわいい)」「karoshi(過労死)」などがありますが、これらは日本語でしかうまく表現できないのでそのまま外国で使われています。

下手に日本語に訳してしまうことで本来の意味、ニュアンスが歪んでしまうこともあるので注意が必要です。

もし、新聞やネットのニュース記事を読んでいて意味がわからないカタカナ語が出てきたら、自分できちんと調べてみることです。正しく適切なときに使っている人がいかに少ないかわかるでしょう。正しい知識を身につければ、一流の人間を見分ける目を養うことができます。

  • アジェンダ(予定表/行動計画)
  • アーティクル(記事/論文)
  • アライアンス(複数の企業が連携して事業を行なうこと)
  • イノベーション(技術革新/経営革新)
  • インセンティブ(やる気を起こさせるための刺激)
  • エビデンス(証拠)
  • カンファレンス(会議/協議)
  • コモディティ化(一般化)
  • コンセンサス(合意/意見の一致)
  • サブスタンス(実質/内容)
  • サマリ(要約/まとめ)
  • シナジー(相乗効果)
  • スキーム(仕組み/枠組み)
  • ディシジョン(決定すること)
  • ドラスティック(抜本的/思い切った)
  • プライオリティ(優先順位)
  • プロトタイプ(原型/ひな形)
  • プロダクト(製品/製作物)
  • ポテンシャル(潜在的な能力)
  • マイノリティ(少数派)
  • マジョリティ(多数派)