似た者同士が好きになりやすい理由

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人は自分に似た人を恋人に選ぶ傾向があります。実際、周囲のカップルを見ていると似た者同士と感じることが多いのではないでしょうか。なんだかんだで職場恋愛は多数派です。

趣味やルックス、ファッションの好みといった個人の嗜好や、学歴、職業のような環境、お互いに似通った部分が多い人と結びつきやすいことを心理学では「マッチング仮説」といいます。成功率が高いと感じて行動にも移しやすくなるという面もあるでしょう。

では、似た者同士がくっつきやすいという人間の傾向を恋愛にうまく活用するにはどうすれば良いのでしょうか?

似た者同士が安心できる理由

自分とパートナーのなる人との共通点が多い、または強い場合、お互いに惹かれやすい傾向があります。

国や出身地、街の規模のような育ってきた環境、学歴、親の影響も強い様々な価値観、宗教観、娯楽に対する考え方、それに向き合う態度など、共通点があると惹かれやすいやすくなるのです。

共通点があるということは、自然と話が合うことも多くなります。接触機会も増えるので、益々惹かれ合う要素が増えていくでしょう。

逆に、相手との違いが多いと人は不安になります。

自分よりも魅力がある相手には拒否されてしまうのではないかという不安に感じますし、自分よりも魅力がない相手の場合はプライドが許しません。

結果、多くの人は自分に合った相手を選ぶことになります。

共通点がある。そこから恋愛につなげるには?

初めから共通点がわかっていればいいのですが、そうでないときも多いでしょう。

出会った瞬間はお互いのことはわからないけれども、接していくうちに何かしらお互いの類似点を見つけることで親近感を持ち、相手との距離が縮まっていくのは恋愛の黄金パターンです。これを類似性の法則といいます。

なんだ当たり前じゃないかと思うかもしれませんが、当たり前だからこそとても重要です。

類似性の法則には、以下のようなものがあります。

  1. 性格や興味、趣味、価値観などが似ていると付き合いやすい
  2. 自分と態度が似ているため、相手の行動が予想しやすく同意も得られやすい
  3. 相手に合わせる心理的負担が少なく済むし、無用なケンカをしなくても済む

趣味や価値観も大切ですが、相手の行動が予想しやすいことや、相手に合わせる心理的負担がない、というのは人と人とが距離を縮めるうえで非常に重要な要素です。

とりあえず相手の真似をしてみる

相手との共通点がある、というのは何も学歴や趣味、出身地だけではありません。「行動」だって立派な共通点です。

「なんとしても相手に好かれたい!」とか、「そもそも異性と上手にコミュニケーションを取れない…」と悩んでいる人は、この「行動の共通点」を使って好きな相手と距離を縮めてみましょう。

意識して相手に似せる方法をミラーリングといいます。「人は自分と同じ態度を取る相手に対して好意を持つ」という心理的な習性を利用するのです。

ミラーリングは、相手のからだの動きを真似します。姿勢や足の位置、うなずき方やそのタイミング、身振りや手振り、呼吸の仕方などを相手に合わせて同じようにやるのです。

これらは相手が気づかないからこそ効果があるものなので、相手に真似していることがバレないように自然に振る舞うのがコツです。

何から何まで真似るのでは、バカにしているになって相手を不快にしてしまいます。ただの変な人と思われないように注意してください。あくまでも、さりげなく、です。

ミラーリングのテクニックにはどんなものがあるの?

ミラーリングには様々な方法がありますが、比較的やりやすいものを紹介します。類似点を見つけて相手に親近感を与えることができれば、恋愛の発展に大きく貢献してくれるでしょう。

動作を真似る

相手が手や足を組んだら自分も手足を組む。相手が飲み物を飲んだら自分も飲む。打ち合わせや、デート中の食事のときに使えます。

同じタイミングで笑ったり、相づちを打つのも効果的です。

声のトーンを真似る

低い声の人には低めのトーンで、声が高い人にはハイテンションで合わせます。

ものまねになってしまうと嫌がられてしまうでしょう。極端にならないように加減する技術が必要です。

会話のスピードを真似る

相手がゆっくりなら自分もゆっくり、相手が早口なら自分も早口で。

互いのテンポが合うと会話が弾みます。逆に、どう頑張ってもテンポが噛み合わないと感じる人には無理に合わせないほうが良いでしょう。