付き合っているかどうかあやしい2人を見分ける方法

社内や学校で立ち話をしている男女を見て、「あの2人…たぶん付き合っている…」とわかる人はカンが鋭い人です。

ちょっとした男女のしぐさや、振る舞いを見ることで、2人がどれだけ親密か見極めることができます。観察力を磨いて、コミュニケーションに役立ててください。

見つめ合い方、姿勢と体の向き、姿勢犯行、ボディタッチの仕方、物理的な距離間、足の組み方といった点をチェックすることで推測が可能です。

見つめ合い方(視線)でわかることは?

人間は、好意を抱いている相手を目で追ってしまうものです。それが一方通行であれば片想いですし、互いに見つめ合うことに抵抗がない様子であれば2人は付き合っている可能性が高いと言えます。

恋人同士の場合

人間は、男女が見つめ合う時間や回数が多いほど親密度が高まるように出来ています。逆に言えば、親密度が高い2人は自然と見つめ合う回数は多いですし、時間も長くなるのです。

恋人ではない者同士の場合でも、会話するときは通常はお互いを時々見るものですが、恋人同士の場合はその間に沈黙の時間が多いのが特徴です。見つめ合って沈黙だなんて、普通は恥ずかしかったり気持ち悪かったりしてできませんよね。

恋人同士は沈黙でも平気(むしろ快感)なので、自然と見つめ合う時間も長くなります。

片想い(一方が相手を好き)の場合

片想いの場合、対象の異性が普通にしゃべっているだけでも本人はつい見つめてしまいます。

AさんがB君を好きだとすると、B君が話しているとき、AさんはついついB君を見つめてしまうのです。しかし、B君は特にAさんのことを頻繁に見ていない場合、片想いである確率が高いと言えます。

姿勢と体の向きでわかることは?

お互いに向き合う程度が強いほど親密度が増します。

例えば、ベンチに並んで腰掛けている場合でも、お互いが正面を向くようにしてしゃべっていたら、かなり親密であると言えます。そのとき、脚のつま先や手の向きも要チェックです。相手のほうに向かっていたら、相手に興味がある証拠。

人間は嫌いな相手に対しては無意識のうちに遠ざかりたいと感じます。そのとき一番正直で気持ちを隠しきれないのが足であり、自然と相手から遠ざかる向きになるのです。

互いに似てくるのはなぜ?姿勢反響

人間は、他人と打ち解けることで信頼関係ができると、しぐさや表情などが似通ってきます。これを「姿勢反響」といいます。

手や足の位置・動きが、2人とも似ていれば、親しい関係であると予想できます。片方が手を組んだら、もう1人も手を組んだり、2人とも同じタイミングで足を組んだり、といった行動が見られます。

2人の距離が20cmより近ければあやしい

人間は親しければ親しいほど、2人の体の距離は近くなるものです。

ベンチなどに並んで座っているとき、肩と肩が20cmより近づいていれば、それは普通ではない関係といえるでしょう。それより離れていれば、まだそれほど親しくなっていない証拠です。

ふとしたときに取る間合いや距離間は、2人の間柄がどんなものかを推し量る良い材料となります。

足の組み方、足先の方向でわかること

座っている2人が両方とも足を組んでいる場合、その足先がお互いの方向を向いていれば親密な関係とわかります(もちろん、クセでいつも同じ方向に向ける人はいますが、それでも足先の向きは妙に変わります)。

逆に足先がお互いにそっぽを向いている場合は、互いに警戒してたりそれほど親しくない状態でしょう。どちらか一方だけの足先が相手に向いている場合は、その人の片思いである可能性が高いと言えます。

初対面の相手や、それほど親しくないと感じている相手に対して、足を組んで足先を相手に向けようとすると、ちょっと嫌な感じがするはずです。本能で避けようとしている証拠

ボディタッチのレベル

親密さを感じているほど、相手にはボディタッチ(身体接触)が多くなるものです。

励ますときなどに腕や肩を軽く叩いたりすることは、恋愛感情を持っていない間柄でも日常的にあります。これは特に大きな意味を持っていません。

背中もタッチするようだとちょっとあやしいです。さらに腕を組んだり、手を握ったりするといったところまでいくと2人の親密度はかなりのところまで行っていると考えられます。

ボディタッチは恋愛テクニックで良く扱われますが、これは触られたほうは無意識のうちに「自分は好かれている」と感じ、同時に相手のことも好きになる効果が期待できるからです。