大人になっても子どもっぽい男性の心理

ピーターパン症候群になる人の心理

成人になったのに、行動や感情が幼稚な男性をピーターパン・シンドローム(ピーターパン症候群)といい、以下のような特徴があります。

  • 我が強いが、自分の考えや意見を主張するのは苦手
  • 精神的に未熟
  • ナルシスト
  • 責任感がなく、嫌なことがあると投げ出す
  • 反抗的
  • 怒りっぽいく暴力的な面を見せる
  • ずる賢い面があり親に依存しようとする甘さがある
  • 傷つきやすく心が不安定
  • 就職に消極的
  • 職場で孤立してしまいがち
  • 性的なコンプレックスがある
  • 恋愛は苦手と感じている
  • 母性の強い女性に惹かれる

ピーターパン・シンドロームが発生する原因は?

親のしつけ不足によるもの。過保護や過干渉。いじめによるトラウマ、劣等感を強烈に抱いたために現実逃避願望が強くなっている、などが原因ではないかと考えられています。

恋愛・結婚は大変である

もし付き合った彼がピーターパン症候群の場合、後々トラブルが起きる可能性が高くなります。

大人の会話ができず、将来の展望に関しての話し合いがうまくいかないからです。

もし、あなたが経済的にも精神的にも自立していて、かつパートナーに対して放任主義である、更にその男性のピーターパンでファンタジーな部分に最も強く惹かれていて絶対に手放したくないのであれば、なんとかうまくやれるかもしれません。

自信がない人は、相手をよく観察して、治せるところは治し、妥協するところは妥協する覚悟を決める必要があるでしょう。

わが子をピーターパン・シンドロームにしないためには

ピーターパン・シンドロームを提唱したことで知られるダン・カイリーDan Kileyは、著書「ピーターパン予防法」の中で、予防と治療のための「しつけ基本原則10ヵ条」を示しています。

  • コミュニケーションはあくまで予防策でしかなく、解決には行動することが必要である
  • 「曲げていい規則」と「曲げてはいけない規則」がある
  • 子どもが「自分の役目」をちゃんと行っている限り、親は干渉しない
  • 上手な叱り方ですばやく罰すれば、何度も繰り返す必要はない
  • 子どもの不満に耳を傾ける
  • 理屈にかなった制限と理性的な規律を与えれば、子どもは自我と自尊心を身につける
  • 仲間の圧力に屈しないように、親は信念をもって子どもを導く
  • 子どもは大人が思う以上に強さと想像力を持っているので、子どものやり方に目くじらを立てるより、楽しむゆとりが大切である
  • 家族全員で一緒に遊んだり、はたらいたりする
  • 説教ではなく、身をもって示す。不言実行こそが最善の教育

ピーターパン予防法